2021-01-01から1年間の記事一覧

George Michael

今年もまた何処からともなく流れ始めるその歌は 何の違和感も無く静かにゆっくりとこの街にも馴染んで行く 魂の救済を求める弱者の為の そんな彼の歌 ジョン、残念だけど 戦争は終わりそうにないよ どれだけ皆がそれを望んだとしてもね その聞き慣れたフレー…

Freddie Mercury

君は最後にあの交差点で 綺麗な琥珀のような目をしながら 僕の耳元でそっと何かを囁き その言葉を僕は今でも探している 僕らの終わりは余りにも突然で呆気無かった 世間から許されない関係とゆう事以外には概ね順調だったと思う それでも僕の内なる完璧な狂…

Beautiful World

何処からとも無く 浮かび上がっては消えていく ピンクのシャンパンの泡のように 繊細できめ細かく美しい君の身体を ドブに浮かぶ骨の露出した鼠の死体のように 薄汚いままの僕が抱いていた 何度も何度も 夢中になって 一日中セックスだけに没頭し 熟れた果実…

Edward Van Halen

そう そこは俺のオアシス 場末のストリップ劇場 俺が天国への階段と呼んでいる 薄汚れてやけに細長く勾配のきつい階段を上がったところにそれはある 入り口の小さなTVモニターには 『先生に熱くなっちまった』 なんて歌っている古いロックのPVが流れ まるで …

Jimi Hendrix

夢を見ていた気がする 遥か遠い場所 Electric Ladylandから流れる the star spangled banner を聴きながら joe隊長と呼ばれる俺は 他の3名の仲間と共に かなり長い距離を走っている 何度目かの戦闘を経て 小高い丘に建つ寂れた家屋に 命からがら辿り着いた …

おじさんの森

薄暗い ビルの部屋を 吹き抜ける 渇ききった風 おじさんは 夢を見ない エロ動画を見つづける 核戦争でも起きればと enterを叩いて いつからか 憎しみばかりで 神様は多分居るとは思うけれど 優しさなどくれなかった 薄暗い ビルの部屋で 横たわり その低い天…

Tony Scott

恋をしてしまった事を 誰にも知られたくない 暑さに蒸せるホームで 電車を待っている 学生カバンを持ったあの娘 休日の人で溢れた公園のベンチ 固く目を閉じて座る 日々、虚無になっていく感覚を恐れる スーツ姿の会社員 おはようと誰かに言って おかえりと…

Michael Jackson

突然 目が眩むほどの jamみたいに甘いノスタルジーに包まれ 目前に座っている見知らぬ女の顔を beat it してやりたい衝動に駆られた 丁度 耳元で再生された曲が BADだったからなのか もしくは その女の顔がスリラー気味で 何かを想い出させたからなのか 今と…

三沢光晴

そのエメラルドグリーンは 風を切り裂くという 僅かにだが重たい効果音を確かに発しながら そのエメラルドグリーンは いつまでも色褪せないという 鋼鉄のようにそこに確かな手応えを感じながら やはり 美しかった 真似の出来ないその華麗さ だが 己の身を削…

Jeff Buckley

吐く息は とても艶やかで色っぽく むしろ神がかっている そのヴィブラートは 人々を虜にしながらも 永遠に続くかのようだ 死がわかつ 血を 死がわかつ 関係を 死がわかつ 心を 死がわかつ きっと全てを そして ライラックが揺れている そんな季節がまた ライ…

レイザーラモン

一向に好転しそうに無い現状に辟易していた そうゆう種類の無力さに抗う術が無い事にも それでも毎朝 天気予報を見て それから 季節がいくつも移ろい変わって行った 手放す事も所持する事も ただ苦痛にしか感じない そんな関係だったと思う 五月の雨が降る朝…

愚礼吐似多

この場所に来るのは何度目だろうか 例える事の出来ない色をした そんな一組のテーブルと椅子 それが中央に置いてあるだけの 灰色をした無機質な四角い部屋 無音とも思われたが よく耳を澄ましてみると 弱々しく明滅を繰り返す 蛍光灯だけが音を立てていた そ…

kurt cobain

死にたい季節 殺したい記憶 桜の花の咲く頃に また思い出す 大勢の人々に祝福された あの地で まだ小さな手を見つめる その視線の先に 人肌に抱かれているような 午後の太陽の温もりは いつも不協和音のように 時には僕を傷付けたけれど 死にたい季節 殺した…

レインメイカー

その日は朝から鈍く暗い空が上空に広がり 遠くに見える大山の向こうには うっすらとだが稲光も見えていた 雨が降るのも時間の問題かな そしてthe style councilのcafe bleu のレコードに針をそっと落とす その軽快なリズムは空模様に対する せめてもの復讐だ…

n.w.o

朝から晩まで 想い巡らすのは 実にくだらない 取るに足らない事 そして 知らない国の歌に合わせて 知らない国のダンスを踊る 同じ事を繰り返す 今日がまたやって来て それは実に味気の無い 感情を無くした愛撫 そして 意味を持たない言葉を話し 意味の無い映…

スタン

ハロー 上手く行ってるかい? あれから君は 理解するにはまだ幼過ぎた時代は過ぎ 蒼さを残したままの眼差し いつの間にか大きくなって 僕の掌をすり抜けて行った その純粋さに 穢れを見透かされているようで 一抹の不安と気恥ずかしさだけを この場所に残し…

全ては、、、、EVILだっ!!!

覚醒 目覚め、また繰り返される Black SabbathのWar Pigs そのイントロはいつだって邪悪 そして暗く、重々しく、悲しみに満ちている 遠い昔に思っていた 朝にはいつだって 素敵な出来事が待っていて 希望に満ち溢れ、、、 確かにそんな朝もあった気がする 6…

吹けよ風 呼べよ嵐

あの頃の僕は もっと別の何か いや 何者か いわゆるキャラというやつを演じていたのだった 別人格になる必要性と理由 そんなに多くは無いが それは確かにあったはずで まだまだ恨まれているだろうか まだまだ まだまだ 本当に悪い人間はヒールになれないと言…

お前、かたちを変えてしまうぞ

歪なかたちをしたそれをグロい愛と呼んだ どうやら僕の目論見は外れ 足元から冷たい波に呑まれていくように 深く鈍色の後悔だけを残した きっと君は去るのだろう 修復の出来ないガラス細工のような硬さと繊細さ そうゆう感覚だけを残して いつの頃からか 言…

テンコジの定理

仮にだよ 仮に君と僕が 1+1=2 では無く 200の世界に居たとしたら お互いにそう思えるような 気持ちの部分で強くなれるような そんな存在、関係だとしたら 素敵だと思わない??? なんて事を言われた だからどうしたらそうなれるのかを考えて見た 何倍かと…

king of strong style

滾れば滾るほど身体がクネるのです いつでも何処でもクネるのです 脱力する為にクネるのです 快感に悶えクネるのです そこの そこのっっっ 足を組んでるお前 席を譲らないお前 リュックが邪魔なお前 きっと良からぬ事を考えているお前 その綺麗な顔面に 俺の…

スターダスト・ジーニアス

貴方は狂っているわ あの時、確かにそう言われた 長い月日を何もせずに過ごした 最低限の食事をかろうじて摂りながら 全ての不安や憂鬱な気持ちは 社会や家庭に属して無い 海の中では生きれないディスカス 幾重もの夜を星を見て過ごす そこには冬の星座が広…

ジャンボ

音も立てずに海に沈んだ そっと吐露した歪な想いは 広大で暗いその海の中を ただただ 静かに漂っているのです 目的も理由も無く ただただ そこで彷徨っているのです それは 寡黙なプランクトン またある時は 行き場を無くした死者の魂 だからせめて せめて …

またぐなよっ

パーソナルスペース 心理的テリトリー 他人との距離感、、、 これが広めだと思われる。 だけど。 電車の席が空いていれば真っ先に座る。 座ろうと試みる。 仕方が無いから立っているだけであって 座らない選択肢はそこには無い。 が、、、 大概はモタモタし…

正直、すまんかった、、、

若い頃より物事の意味や真理について、拘りがなくなって来ている。 それよりも意味を持たせる事の方が大切な事のようだね。 ならばどうやって意味を持たせて行くのか。 こればかりはやはり生きながら考えて行くしか無い訳でね。渦巻く思考は停止出来ないし。…

スカーーーん!!

自分にとっての『戦い』 とは一体なんなのか。 日々の中で考えてはみたものの、、、 そもそも戦って無いのだろうな。 本来、戦場であるはずの仕事や会社。 それに働く事だってそんなに好きでは無いし。 いや。むしろ嫌いだったわ。 なので。 仕方ないから、…

シンヤ

根無し草のような生活なのかもしれない。 しかもかなり中途半端な。 それは生活が、、、 というよりは。 むしろ精神的な意味合いが強いのかも知れない。 どこに、何に、そしてどんな根を張って生きていけば良いのか。 皆目、見当がつかない日々を送っている…

ドラゴンストップ!!!

以前より様々な人達の意見を目にする機会が増えた。 毎日、色々なことが起き、それが例えどのような内容であれ そこにはそれぞれの意見や想いがある。 中でも目に付くのはやはり過激な内容だったりするのだけれども。 そうしてSNS上で語り合い、意見交換し、…

forever

私を含め、『大人』とカテゴライズされる者に。者が。 顔を背けてしまう程の純粋な気持ち。 痛みを伴いながらも誰かの事を想う事。 その刹那的な衝動。 かつての自分にもあったのだろうか、、、 今ではもう思い出せないが、、、 これから先も永遠に繰り返さ…

カブロン

『元気の押し売り』とは上手く言ったものだ。 押し売られた元気ならば、チープ過ぎる気がして僕には伝わらない。 必要な事は元気では無く。 考える時間そのものだ。 何にせよ、それは僕を疲弊させ、混乱させ、ますます疲れさせるのであった。 そんな事を考え…